「脳梗塞 前兆」
こんにちは!
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。
ここ最近は脳梗塞・脳出血についてコラムを書いているのですが、インターネットで脳梗塞・脳出血というキーワードを入力すると、前兆というワードが合わせてよく出てきます。
きっと皆さんの中で、頭痛や吐き気などが起きたときにこれは脳梗塞・脳出血なのか気になっての事だと思います。ですので今日はその部分について書いていきたいと思います。
まずは脳梗塞について一般的に言われている症状ですが、
- 口の動きの異変・ろれつが回らなくなる
- 言葉が出なくなる口をうまく閉められなくなる
- 顔に歪みが出る片方の手足に力が入らない・痺れが起こる
- からだの右半分あるいは左半分の機能が失われ、自分の思い通りに動かすことができなくなる
- 片方の目に膜がかかったように見えなくなる視野が狭くなる
- 目の焦点が合わなくなる
- 物が二重・三重になって見える
- 人の言うことがうまく理解できない
- 思ったように文字が書けない
などがあげられます。
そして、程度が軽く一時的に症状が出て、詰まった部分が再開通し症状がなくなるといったこともあります。一過性脳虚血発作といい、この場合は通常は2~30分、遅くても24時間以内には症状が消えることが多いようです。
なので、あまり深刻に考えない方も多いようですが、そのまま放置しておくと15~20%の人が、3ヵ月以内に脳梗塞を発症、そのうちの半数は数日以内(48時間以内)に脳梗塞が発症するというデータもあります。
怖いですね。
もちろん、これらの症状や知識をしっておくのも大切ではありますが、それに加えてもう一つ把握しておいていただきたいのが、今の自分が血栓(血液の塊)が出来やすいのかどうかという事です。
つまり、
- 血液のドロドロ具合
- 血管のボロボロ具合
- 足に血栓が出来ていないか(深部静脈血栓症)
- 心疾患の有無は
などを健診などを通して把握しておくことは大切になってくるのではないかと思います。
つまり元々「自分は血栓が出来やすい体質で、こういう症状も出てきた。脳梗塞かも・・・」という形で対応できるようになるのではないかと思います。
「備えあれば憂いなし」です。
まずは自分の体の事を気にかけてみてください。