腹圧と横隔膜と心臓の関係

こんにちは。

腹圧先生こと,舟波真一(ふなみしんいち)です。

いつもお世話になっております。

腹圧と横隔膜の話し,まだまだ続きますよ。

これくらいじゃ終わりません。

はい。今度は心臓とのつながりです。

横隔膜と心臓?

って思いますよね?

もう一度図を見てみましょう。

腹圧

左の図をみてください。

横隔膜の上に心臓のってますよね?

これ,ただ乗っかってるように見えるわけじゃないんですよ?

 

心臓は線維性心膜という膜組織に包まれています。

先にもご説明したとおり,人間のどの器官も,

骨も筋肉も内臓もすべて,この膜組織に包まれています,はい。

 

じつは,驚くべきことに,この線維性心膜は横隔膜に

べっっったりくっついているのです。

つまり,横隔膜が上下に動くのと一緒に,

心臓も上下に動いているのです!

みなさん,ご存知でした?

知らなかったですよね?

びっくりです(;゚Д゚)!!!

そして,上の図にもあるように,

心臓は右の肺と左の肺の間にあります。

その空間の事を縦隔(じゅうかく)と言うのです。

横隔膜,に対して,縦隔。

わかりやすいですよね?

心臓は,横隔膜の上下の動きと一緒に,

この左右の肺の間の縦隔を動いているのです!

滑っているのです!呼吸と共に!

呼吸の回数と一緒に,心臓も上下に動いてるんですよ。

では,もし,腹圧が弱まって,横隔膜が平らになって,

ペタッとなって,動きが弱まったら,

心臓の動きも弱くなって,不整脈や心筋梗塞やいろいろ……… いや,これはあくまで仮説です。

でも,少なからず,腹圧と心臓は関係しているのです!

 

腹圧おそるべし!!!

 

腹圧が低下すると,弱まるといろいろ問題が起きそうです!

 

困りますね!

 

今回はここまでです。

 

 

腹圧先生こと,舟波真一でした!

おからだの事でお困りでしたら,

ぜひ,BiNIリハビリセンターまでお越しください。