腹圧と胃下垂の関係
こんにちは!
腹圧先生こと,舟波真一(ふなみしんいち)です。
BiNIリハビリセンター東京銀座です,よろしくお願い申し上げます。
腹圧シリーズ,今回は胃下垂のおはなし。
別のコラムで腹圧と内臓の位置の話しをしましたが,
腹圧がしっかりしていないと,内臓を吊り下げている背骨が支えられなくて,
内臓が下にさがってしまいますよ,とお伝えしました。
ところで,女性に多いですが,
「わたし,胃下垂って言われてるんです」という方。
ぽっこり下っ腹が気になる方。
これ,ぜんぶ,腹圧の低下のせいですよ!
腹筋じゃないです!
子供はおなかは丸いですが,けっして,下腹部がポッコリしてません。
腹圧が低下して,図のように内臓が下にさがってしまっているのです。
だから,下っ腹がポッコリしちゃうんですよ!
骨盤が広がるから,骨盤矯正しよう!
というのが今までの話し。
何回も言ってますが,骨盤はけっこう強固な靱帯でつながってますので,
容易にひろがりません。
広がるのは,妊娠,出産のときですよ。
内臓が下がる,そう,胃下垂なんかもその症状です。
それは,腹圧が低下して,内臓が重力に負けちゃっている状態なんです。
だから,苦しい腹筋トレーニングをするよりも,
腹圧を上げるような動きをするのが大事です!
今までのコラムで記載したとおり,
腹圧はからだの内側のインナーマッスルと膜組織で作られる風船ですので,
なかなか意識して鍛えられないんですよ。(>_<)
腹圧低下して,胃下垂になります。
内臓は胃だけではないので,その話は次に!
腹圧先生こと,舟波真一でした。
ありがとうございました。
おからだの痛みや脳梗塞でお悩みの方は
BiNIリハビリセンター東京銀座までお越しください。