弾力性がないと別のところに負担がかかります

本日お越しになったクライアントさん。塗装などの特殊技工をされている方です。

壁面の塗料に弾力性が有るか無いかによって、間のコーキングの劣化に影響があることを説明してくださいました。

これは、身体にも当てはまります! とのことで投稿させていただきます。

身体デザイナー 身体デザイナー

まず上の二つの写真を比べてみてください。

間に挟まっているのはコーキング材で両方とも同じ素材です。指で持っているところが同じ素材の壁ですが、上に塗っている塗料が違います。

左は硬い塗料を塗っていますが、右は硬くなく弾力性がある塗料を塗っています。左ではコーキングにひびが入ってしまっていますが、右はまったくそんなことはありません。

 

硬いものの間に挟まれていると、間に挟まれている部分に負担がかかります。地震大国の日本では、硬い塗料を塗るとコーキングの劣化が早まってしまいそうですね。

身体も全く同じです。

上の図で、右側は背骨の上の方を動かないように手で固定しました。

固定されている人は固定された上下の部分に辛さを感じています。

硬い場所があると、硬いところではないところが沢山動かされて無理がかかってしまいます。放っておくとグラグラして症状を出してきます。

グラグラの症状を専門的には「不安定性」といいます。動けば動くほど痛みが増してきて、休むと軽快します。

このようなときは、硬いところを柔らかくして弾力性を回復することが肝要です。

BiNIアプローチでは、流体力学・熱力学にもとづく、心地よい刺激を用いて効果的に硬い部分を改善いたします。

グラグラ不安定性の症状もお任せください。

(身体デザイナー 山岸茂則)