足にネズミがいる?
こんにちは。
満足先生こと、バイニーリハビリセンター横浜(フットケア-ラボ)の根津です。
本日は、 「足にネズミがいる?」
についてお伝えします。
「関節ねずみ」
聞いたことがない方もいらっしゃるかと思います。
関節ねずみとは、関節内遊離体(かんせつゆうりたい)のことです。
さまざまな原因で、関節内に骨片や軟骨片などの遊離体があり、この遊離体が関節内を移動する際に関節内の組織に引っかかって痛みを起こします。
一度暴れ出すと、組織を傷つけますので炎症(強い痛み、腫れ、熱感)を伴います。
まともに歩ける状態ではなくなるんです。
〇なぜ関節ねずみができるの?
骨軟骨骨折(こつなんこつこっせつ)、剥離性骨軟骨炎(はくりせいこつなんこつえん)、変形性足関節症(へんけいせいそくかんせつしょう)などによりできます。
個人的には、捻挫(ねんざ)によって靭帯伝いに骨軟骨が引っ張られてはがされてしまうことが多いように感じています。
ちなみに、ねずみができやすい関節としては、足関節、膝関節、肘関節があります。
〇どうすれば良いの?
関節ねずみは、移動(暴れ)しなければ悪さをしません。
炎症も、数日で治まる場合が多いです。
手術で遊離体を取り除くことも可能ですが、なるべく避けたい方が大半だと思います。
対応策としまして、
「遊離体が移動(暴れ)しにくい状態をつくること」があります。
関節が動くことで、関節ねずみにも動くきっかけを与えてしまいます。
関節が必要以上に動くことを減らすには、
・踵が硬くしっかりした靴を選ぶ
・足底板による踵の骨の動きすぎを止める
・靴ひもで足首に近い部分をしっかり結ぶ
踵が柔らかい靴を履いていませんか?
靴ひもを結ばずに緩く履いていませんか?
参考にしていただけたら幸いです。
関節ねずみでお困りの方、お気軽にお問い合わせください。
”足が満たされると幸せになる”
満足先生 根津 憲継(ねづ のりつぐ)
フットケアーラボ/バイニーリハビリセンター
045-227-5338
footcarelab@superfeet-jp.com