腹圧がからだを支えてる!

みなさん,おつかれさまです。

腹圧先生こと,舟波真一(ふなみしんいち)です。

腹圧シリーズ21回目。

腹筋ではなく,腹圧が大事!ということを,

解剖学や運動学,神経科学といった基礎医学をもとに,

とことん訴えていくコラムです。

腹圧

腹圧はおなかの内部の,膜組織に包まれた風船みたいなものです。

この風船の圧力が非常に重要なんです。

からだを内側から支えています。

子供なんかは,腹筋や他の筋肉があまりなくても,いろいろ動けるのは,

この腹圧がからだの内側から支えているからなんです。

たとえば,上の図のように,腹圧が弱まってしまったら……

腹圧を形つくっている膜組織は全身の筋肉を包む膜組織につながっていますから,

手や足の膜組織もゆるんでしまう事になるんです!

股関節や膝関節まわりの筋肉を包んでいる膜もゆるんでしまいます。

そう,ちからが入りにくくなっちゃうんですよ。

それでも,仕事をやらなくちゃいけない,生活しなくちゃいけない!

無理して動くことになります。

内側から支えてくれないから,がんばって外側の筋肉を使う。

意識してないのに,首や肩や腰に余計な力が入ってしまって緊張させてしまう!

積もり積もって,肩こりや腰痛の原因になってしまうのです。

子供たちに肩こりや腰痛ないですよね?

余計な力が入ってないんです。

このように,肩こりや腰痛の根本の原因が腹圧なら,

安いマッサージいって,筋肉揉んでもらっても,

その時は少し気持ちいいかもしれないけど,

すぐに元にもどってしまう,長続きしないのはあたりまえなんです。

根本原因を解決しなければ!

そう,腹圧を上げなくてはなりません!

 

腹圧の専門家,舟波真一でした。

おからだの痛みや脳梗塞でお悩みの方,

BiNIリハビリセンター東京銀座店におこしください。

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