肩こりの根本的な原因は腹圧低下です。
みなさん,おつかれさまです。
腹圧の専門家,舟波真一です。
腹圧シリーズ25回目,よろしくお願いいたします。
肩こりもやっぱり腹圧が低下することからくる症状です。
図のように,腹圧がないとからだを内側から支えてくれないので,
知らず知らずのうちに外側の筋肉が緊張してしまうのです。
いつも肩や首に力が入っている状態。
そして,膜組織が硬くなり,血流も悪くなり,痛みが起こってしまうのです。
肩こりだからそのまわりの筋肉を揉んでも,良くなりません!
じつは,揉んでしまうと,むしろ悪くなってしまいます。
これ,鶏肉の膜組織です,透明な膜。
人間も同じように,筋肉を包んでいます。
この膜組織,非常に水分を多く含んでいることがわかっています。
膜組織を顕微鏡で見てみましょう。下の図です。
白いところが全部,水分なのです。
赤色は膜組織の線維です。膠原線維と弾性線維が網目のようになっています。
この膜組織が筋肉を包んでいるのです。
みなさん,考えてみてください。
これをぎゅうぎゅう押したらどうなりますか?
はい,せっかくある水分が抜けてしまいます。
水が抜けてしまって,線維がからまってしまいます。
そうなると,膜組織はすべらなくなるので,
動かすと油がキレたようにギシギシいって痛みなってしまいます。
そう,それが「揉み返し」の正体なんです!ご存知でした?
肩こりだからといって,揉んではいけません!
むしろ悪くしてしまいますよ。
まずはからだの中から支えられるように腹圧を高めましょう!
リズムよく揺れると,腹圧があがります。
すわってユラユラです!
もちろん,うつぶせでユラユラでも大丈夫ですよ!
腹圧プロフェショナル,舟波真一でした。
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