腹圧は筋肉じゃない,脳幹で調整されている
みなさん,おつかれさまです。
腹圧の専門家,舟波真一です。
腹圧シリーズ26回目,よろしくお願いいたします。
腹圧は天井の膜が横隔膜だから,脳幹で調整されています!
というのは以前のコラムでお話ししましたよね。
腹圧の専門家なので,脳幹のことも専門家なんです。
脳幹はほんとに大事ですね。下の図の青で囲ったところです。
人間は大脳新皮質が大きく進化しているので,この脳幹というところは
奥まっていて見えづらくなっています。
この脳幹が横隔膜を動かしている脳の部分ですから,
腹圧も脳幹が調整しているということになります。
腹圧と呼吸は非常に密接なんです!
呼吸は普段は意識しませんよね?
深呼吸は意識的に出来ますが,いつもはやりません。
腹圧も,普段は意識されません。
しかし,いろいろなサイトでは,腹圧を鍛える!ということで,
ドローイン,というおなかを凹ませる練習がいいと紹介されております。
うまくやれば,このドローインでも確かに腹横筋を働かせることが出来ます。
たってもできるんですけど,書いてあるように,
頑張っておなかを凹ませすぎると,外側の腹筋群が働いてしまって,
腹横筋はうまく働いてくれないんです。
凹ます加減が難しいんですよ?
腹横筋がうまく働かないと腹圧はアップしません。
むしろ,外側の腹筋が働きすぎると余計に腹圧が低下してしまうのです。
むずかしいですよね?腹圧アップするのは。
では,何をやればいいのか?
小学館から出版されてます,この本,読んでください!
うつぶせユラユラです!
腹圧と脳幹のプロフェショナル,舟波真一でした。
おからだの痛みや脳梗塞でお悩みの方,
BiNIリハビリセンター東京銀座までお越しください。