「衝撃を緩衝する!すばらしい足の機能①」
こんにちは。
満足先生こと、バイニーリハビリセンター横浜(フットケア-ラボ)の根津です。
本日は、 「衝撃を緩衝する!すばらしい足の機能①」
についてお伝えします。
歩く、走るなどの際、足を地面に接地した時には衝撃がかかります。
歩きの場合、少なくとも体重の2~3倍の衝撃がかかるといわれています。
その衝撃をまともに受けたら、各関節への負担は想像に余りあります・・・
足には、衝撃を緩衝するすばらしい機能(衝撃緩衝システム)があります。
①ヒールロッカー
②アンクルロッカー
③フォアフットロッカー
④トゥロッカー
⑤柔らかい足-硬い足への切り替え
⑥関節の衝撃緩衝機構
⑦筋肉の収縮
⑧腹圧
⑨脂肪組織、筋膜など
※①~④をまとめて「ロッカー機能(ファンクション)」といいます。
と、たくさんあります。
それらについて、シリーズでお伝えいていきます。
ロッカーって?
このゆらゆら(転がる)椅子をロッカーチェアといいます。
このように、足が転がる機能のことです。
①ヒールロッカー
踵を接地した際に、踵の丸みを用いて前方へ転がる「ヒールロッカー」という機能があります。
足を接地する際には、上から下に落ちるように着きます。
その時に、踵の骨が転がることで上下方向の衝撃を前方への推進力に切り替えます。
走りについては、ミッドフット着地が有名になってきていますが、ミッドフット着地も厳密には踵から接地していることが多いです。(ちなみに、短距離走ですと踵接地はないですよね。)
次回は、 「②アンクルロッカー」についてお伝えします。
”足が満たされると幸せになる”
満足先生 根津 憲継(ねづ のりつぐ)
フットケアーラボ/バイニーリハビリセンター
045-227-5338
footcarelab@superfeet-jp.com