衝撃を緩衝する!すばらしい足の機能③④
こんにちは。
満足先生こと、バイニーリハビリセンター横浜(フットケアーラボ)の根津です。
足には、衝撃を緩衝するすばらしい機能(衝撃緩衝システム)があります。
①ヒールロッカー
②アンクルロッカー
③フォアフットロッカー
④トゥロッカー
⑤柔らかい足-硬い足への切り替え
⑥関節の衝撃緩衝機構
⑦筋肉の収縮
⑧腹圧
⑨脂肪組織、筋膜など
ということで、「①」「②」についてお伝えしました。
今回は、 「③フォアフットロッカー」「④トゥロッカー」
についてお伝えします。
ロッカーファンクションといわれる一連の衝撃緩衝システムの中で、
アンクルロッカーの次に働く機能です。
③フォアフットロッカー
アンクルロッカーでのエネルギーを足ゆびの関節(MP関節といいます)の転がりを使って引き継ぎます。
④トゥロッカー
フォアフットロッカーでのエネルギ―を使い、つま先を離地させます。(蹴りだし)
ロッカーファンクションの集大成です。
〇ロッカーファンクションのまとめ
・ヒールロッカーで足を着いたエネルギーを前方への推進エネルギーに変換する
・アンクルロッカーで推進エネルギーを引き継ぐ(並進)
・フォアフットロッカーで、推進エネルギーを蹴りだしに向けたエネルギーとして引き継ぐ
・トゥロッカーで、引き継いだエネルギーを使って離地する
これらは、足の骨格のみで行えるにすでに備わった機能です。
足部構造1つとっても、2足歩行に適した構造になっているんですね。
実際には、このロッカーファンクションが上手くいっていないために、足の痛み・膝や股関節などの障害が生まれていることがあります。
ご自分の歩き・走りが上手くいっているのか
気になる方は、お気軽にご相談ください。
次回は、「⑤柔らかい足-硬い足への切り替え」
についてお伝えします。
”足が満たされると幸せになる”
満足先生 根津 憲継(ねづ のりつぐ)
045-227-5338
footcarelab@superfeet-jp.com