リハトーーーークvol.2
寒い諏訪から、情熱をもってお届けします。リハトーークの前島です。
さて、前回は我々スタッフの鍛錬をお伝えしたいと思います。もちろん地区のスタッフによって少し違うところもありますが。
さて、その過程は 北斗の拳 アミバ流であると伝えました。
アミバ様といえば、独学で北斗神拳(風)を独学を会得した人でもあります。
イメージでいうと、臨床の中でBiNIやJFやAKA(リハビリの技術)の手技が習ったわけでなくできてしまうような。すごくないですか?
技術ってすぐには身につかないので、何度も練習するんです。
アミバ先生もですね。
このようにモデルになっていただく方がいて、何年もやってきているんですね。
ちなみに私も調子悪いよって人を身内でいれば、すぐに見ます。先日も祖父の寝違えを見ました。
横浜の根津先生もそういう人でよくどっか痛いよって言うと、すぐ見てくれる人です。何度も見てもらいました。
彼の頸部と股関節の技術は感動するものがあります。
そして、
間違えちゃう。これですね。
腰や頸部を見るときにですね。仙腸関節(骨盤の関節)や首の骨を見るときに初心の時には柔らかくするのに一生懸命になっちゃうんですね。でも、人間の体ってバランスなので、理由があって固くなっている部位を理屈も考えずやってしまうと腰が抜けたようになったり眩暈っぽくなってしまう事もあります。
でも、これって経験しないと理由も考えられなくてですね。自分もよく、心の中で『ん!?まちがったな・・・なんでだ?』と考えています。
これの繰り返しでうまくなっていくんだと思います。
さて、練習どんな事をしているかというとですね。
これにですね。毛布を掛けてですね。触るんです。ひたすら。
ゴソゴソ「腰椎三番」 ゴソゴソ「第二肋骨」 ゴソゴソ「頸椎二番」・・・・・・・・・・・・・
これを一回30分、これ何時間やったでしょうか?
週に二回として、2年はやっているので 1年は52週ですから、
30分×2回×52週×2年=104時間
まぁーお正月とか、風邪でお休みのときもあったので、
だいたい100時間くらいそれやってます。変な人ですよね。
今、私は背骨のモデルが3種類ありますから、そのモデルの違いも分かってきています。
この人はたぶん男性だな、やっぱりドイツ製だから全然、日本人よりも首がしっかりしてるわとかとか。
でも、そうすると、面白いもんで、触ると、骨の形や位置が透けて見えるみたいになってくるんですね。
なので、さっと悪いところに手が行くようになってきます。よくわかるようになるんですね。
舟波先生や山岸先生に比べれば、経験が劣る我々スタッフは日頃の鍛錬で施術の質を高めています。