意外と大事!靴の選び方③
こんにちは。
満足先生こと、バイニーリハビリセンター横浜(フットケアーラボ)の根津です。
前回は、意外と大事!靴の選び方②
というテーマで、靴選びのチェックポイントについてお伝えしました。
過去のリンクです ⇓
http://www.bini.jp/manasys/archives/158
http://www.bini.jp/manasys/archives/185
今回は、第3弾です。
前回は、靴のチェックポイントとして
①踵をサポートしてくれる部分(ヒールカウンターと言います)
が、硬いもの
②靴の捻じれが少ないもの(ただし、硬すぎて捻じれないものはNG)
③足の指が曲がるところで靴も曲がるもの
という、3つポイントをお伝えしました。
今回は、なぜ①~③のポイントが大事なのか?
について、お伝えします。
まずは、俗にいう「足が崩れている」
という状態についてみていきましょう。
図のように、土踏まずが落ちる
「扁平足」
という状態から崩れてくることが多いです。
この状態は、「開帳足」「外反母趾」「足底筋膜炎」
「タコ」「ウヲノメ」という二次的な「崩れの連鎖」を生みやすいです。
では、それをどう止めるのか?
そこで、チェックポイント①②が大事です。
先ほどの扁平足、かかと側から見てみましょう。
このように、内側に倒れています。
かかとの骨の傾きから足の崩れが始まることが多いです。
これを、しっかりしたヒールカウンターで止めること が
大事となります。
また、足が崩れた状態では、足の骨構造が内側に捻じれます。
これを止めるために、靴自体の捻じれが少ない靴を選びます。
捻じれやすい靴や、大き目(ぶかぶか)の靴は、
なんの役目もしないどころか、足の崩れを助長してしまいます。
最後に、靴のチェックポイント③です。
蹴りだす際の、足の指の曲がりを邪魔しない靴ということです。
足の指は、しっかり曲がることで、足裏の筋肉(足底筋膜)に
適度なテンションができ、バネの ように戻ることで
余計な筋肉を使わなくてもしっかり蹴れるのです。
全く曲がらない靴や、指の部分と違う部分が曲がってしまう靴
は、その機構がうまく働かないために歩行効率が悪くなって
しまいます。
靴サイズと靴のチェックポイントを考慮するだけで、
足の崩れ予防になったり、足の痛みが楽になったり、
歩きやすくなったりします(^^)
みなさん
この機会に、ぜひご自分の「足」や「靴」に目を向けてみてください。
もっと詳しい話を聞きたい!!
という方は、お気軽にご連絡ください。
お越し下さりますと、靴ひもの結び方についてもご提案致します。
”足が満たされると幸せになる”
満足先生 根津 憲継(ねづ のりつぐ)
FOOTCARE LAB/BiNIリハビリセンター
045-227-5338
footcarelab@superfeet-jp.com