脳梗塞と足の指・爪のトラブル
脳梗塞や脳出血後には足の指のトラブルで悩んでおられる方は案がい多くいらっしゃいます。
しかし、靴下や靴の中に入ってしまって見過ごされがちです。
下の写真は、脳出血後に親指の爪が巻いたり痛んだりしてしまった女性です。
施術+フットケア+NWPL足底板 によって痛みがなくなった時のものです。
よく見ると 人差し指 は曲がっていますが、これは短趾屈筋(下図)の緊張によるものです。
脳梗塞後の麻痺によって、このように筋の緊張がおこることはしばしばあります。
これは施術によって、筋の緊張を調節したり、周辺組織との滑走を引き出したりする必要があります。
この方はもともと親指の常が肥厚して、内出血して、かつ食い込んでとても痛がっておられました。
下の写真は別の方ですが、これよりももっと食い込んで、厚くなってしまっておりました。
このような爪のケアや矯正も専用の道具を用いて担当者が行わせていただきます。
さらに、足趾に余分な緊張が生まれないように、NWPL足底板を処方することが肝要になります。
この場合は 下の写真のような特別な処方が効果的であることが多いです。
脳梗塞や脳出血後の足のトラブルは、BiNIリハビリセンターにお気軽にお問い合わせください。(身体デザイナー 山岸茂則)