脳梗塞後の腕や手の麻痺に対する即時効果
脳梗塞で左側の半身麻痺の女性。
発症から5年以上経過しております。
外を歩くことはできますが、左の手がうまく動きません。
肘も指も曲がったままになってしまっています。
BiNIアプローチは手や肘の麻痺に対しても、シンプルかつ独特な方法を用いて改善をお手伝いいたします。
本日は全体で80分拝見したうち、40分間手や腕の麻痺に対してリハビリさせていただいた前後変化をご覧いただきます。
リハビリ直後の変化ですから、もちろん同じ日に撮影したものです。
このような小さい変化を着実に積み上げて、あなたの麻痺の改善をお手伝いいたします。
では今回はどのようなことをさせていただいたのか少しお話いたします。
今回は腰かけた状態でず~と行っています。
さて、想像してみてください。
腰かけていて、思いもかけずに右肩を左の方へ押しこくられました。
しかも、強く素早くです。
びっくりしますよね!
でも通常は、びっくりする以前に左手を出して上体を支えてブレーキをかけていると思います。
これを保護伸展反応といいます。
主に三半規管や からだ の情報が脳に入って無意識にそのような反応が出ています。
勝手に手が動いちゃうわけです。
この勝手に動いちゃう回路は、多くの脳梗塞でダメージを免れています。
ですので、この回路の活動をうながすことで「勝手に手が動き出す」ようにしていきます。
しかも数回刺激したくらいじゃなんともなりません。
とにかく反復反復。
神経の回路は反復しないと強化されないのです。
でも リハビリを受けているあなたは別に疲れはしません。
是非、一度ご体感いただければ幸いです。
<脳梗塞の麻痺の改善をあきらめない方へ>
BiNIリハビリセンターにお気軽にお問い合わせください。(身体デザイナー 山岸茂則)
