脳梗塞後のリハビリ・・・上を向こうよ
脳梗塞や脳出血は、一瞬で大きな変化がおきます。
発症時は意識を失うことが多いです。
このため、意識を取り戻されたときに受ける衝撃は本当に大きいものです。
多くの方々が教えてくださいます。
意識が戻って、「どうしたんだ?」という混乱。
思うように動かない手足に「なぜ?」、そして感じる恐怖。
「なんで私が・・」という怒りににた感情。
リハビリが始まって、徐々に体が動くようになるものの、スー っと良くなっていくわけでないことに直面して感じる 落胆。
上手く動かない身体でバランスをとろうとするので、足元をしっかり見つめて動きます。
表情はこわばり 顔と視線は下へ

坂本九 の名曲「上を向いて歩こう」 はご存知の方が多いと思います。
やわらかな表情・笑顔は 腹圧を高めて身体を動きやすくしてくれます。
こわばった表情 は逆に腹圧を低下させて身体を動きにくく、疲れ安くします。
ですので、脳梗塞や脳出血後のリハビリでも、こわばった表情ばかりでは台無しです。
「そんなこと言ったって、この状況でどうやって柔らかい笑顔を作れっていうんだよ!」
と思われるのも当然です。
なので時々上をぼーっと眺めましょう!
身体心理学という学問があって、上を向くと気分が上向くことがわかっています。
もちろん腹圧も上がるので、あなたのリハビリ成果を助けてくれます。
脳梗塞後のリハビリは、BiNIリハビリセンターにお気軽にお問い合わせください。(身体デザイナー 山岸茂則)
