【脳梗塞】
「立ち上がり」のリハビリ
脳梗塞や脳出血後の片麻痺。
片方の手足が動きづらくなるのものです。
そうすると立ち上がりも・・・
「一回で上手くできなかったり」
「すごく慎重に、ゆっくり行うようになったり」
なので結構疲れてしまったりします。
脳梗塞になる前は、どんなふうに立ち上がっていたんでしょうか?
私が 背中とお尻に加速度センサーを付けて 立ち上がったり腰かけたりしてみました。
その様子をご覧ください。
加速度は速さとは違います。
いくら時速200キロで走っていても一定の速度の場合は加速度は生まれません。
あくまでも速度の変化の指標です。
スピードを上げていく(加速)とき や ブレーキをかけた(減速)の時に生まれます。
では結果はどうでしょうか?
下のグラフをご覧ください。
赤線が背中 で 青線がお尻 です。
とっても前や後ろへと速度変化が生まれていますね。
脳梗塞や脳出血になる前は、このように加速や減速を多用して上手く立ち上がっていました。
それが効率的で楽だから行っていたんです。
それが片麻痺になって、忘れてしまうんです。
ですので、私たちがお手伝いして楽な立ち上がりを思い出していただきます。
いくつかのやり方がありますが、一例を動画でご覧にいれます。
徐々に軽く立ち上がるということを思い出していただけます。
脳梗塞後のリハビリは、BiNIリハビリセンターにお気軽にお問い合わせください。(身体デザイナー 山岸茂則)