息切れ と 歩くテンポ
BiNIアプローチは肺のお病気による息切れに対してもお力になります。
肺の大事な役割のひとつに次のようなものがあります。
酸素を身体に取り込む⇒取り込んだ酸素は細胞に運ばれ身体を動かすエネルギーを作ります。
今回ご紹介するのはとくにBiNIアプローチに特化したことではありません。
息切れのお持ちの場合に必要な動きのちょっとしたコツのおはなしです。
まずこちらの動画をご覧ください。
肺気腫・慢性気管支炎・間質性肺炎で動くときの息切れが大変強かった方です。
しかし、とても良く改善されました。
肺の障害があると、酸素を取り込む能力が低下します。
ですからエネルギーを多く作り出す予備能力が低下します。
ということは沢山エネルギーを使うように動くと息切れしてしまいます。
ですから、ゆっくりとしたテンポで動くということを身につけるだけで、息切れは相当改善します。
「息切れがして苦しいから⇒速く動く⇒エネルギーを沢山使うので余計苦しい」という悪循環から脱却しましょう。
もちろん、BiNIアプローチは あなたの息切れをさらに軽減するようお身体を拝見させていただけます。
肺気腫や間質性肺炎の息切れでお悩みの方は、BiNIリハビリセンターにお気軽にお問い合わせください。
(身体デザイナー 山岸茂則)