膜組織が硬くなる理由
こんにちわ。
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。
前回までのお話で膜組織が硬くなることで、色々な問題が起こってきてしまい、結果として症状(痛み)を引き起こしてしまうことをお伝えしてきました。
今日は膜組織がなぜ硬くなってしまうのかについて書いていきたいと思います。
本の中には、「コラーゲンやエラスチンといった線維で構成されています」と記載されています。
これらは、元を辿るとタンパク質で出来ています。
また線維以外に水分とその水分に糖類が少し溶け、さらに色々な細胞が存在しています。
簡単にいうとそんな感じなのですが、
硬くなる要素として、
捻挫や骨折など直接的な外傷を受けたときなどは線維が傷ついてしまい、修復の過程で線維が増えたり、バラバラに配列されてしまったりすることで硬くなってしまいます。
仕事やスポーツなどでの繰り返しの動作では、
動作の繰り返しで負担が溜まっていき傷ついてしまうこともありますが、徐々に膜組織が歪んでしまったりして、硬くなってしまいます。
また食べ物の影響でも変化が出ます。特に多いのは炭水化物(糖類)の取り過ぎは影響が多いのではないかと思います。膜組織の中にも糖類は溶けているので、カラダの中により糖類が増えてしまうと、ネバネバになります。膜組織の水分がネバつき、線維が動きにくくなり、結果膜組織は滑りにくく、動きにくくなってしまいます。
その他温度や精神的ストレス、ホルモンの関係によっても硬くなるといわれています。
色々ありますね。。。
中々仕事を辞める事は出来ませんが、
負担がかかった分カラダのケアを大切にする。
食生活を気をつける。
ストレスを感じたら発散する。
など、日頃の生活習慣から気をつけていく事が大切かと思います。
はっきりとした原因が分からない方、症状が長引いてしまっている方は特に生活習慣から見直していく事も必要な事が多いような気がします。
気になる方はご相談ください。