脳梗塞のリハビリに大切なこと ~床をどう押すか~
脳梗塞のリハビリにおいて、私たちが何を大切にしているのかをお伝えします。
特に重度の麻痺がある場合は要注意です。
まず下の図をご覧ください。
人は筋肉を働かせて床を押すことで身体を動かしていますが、そこには決まりがあります。
それは、「行きたい方向と反対側でより強く床を押す」ということです。
そしてこの床を押す筋肉の活動は、身体が移動開始する0.1秒ほど前にはすでに起こっています。
これを覚えておいてください。
そして脳梗塞で半身が麻痺して、しかもそれが重度だと床を強く押せなくなりますよね。
ではこの動画をご覧ください。
私たちは、手すりにつかまって頑張って立っていただく というリハビリはいたしません。
どうするか・・・・一緒に心地よく 揺れます。
それはなぜか・・・・ぜひ他のコラムも参考にしてください。
BiNIアプローチは 脳梗塞のリハビリ に生体力学を取り入れていることが大きな特徴です。
脳梗塞のリハビリでお悩みの方は、BiNIリハビリセンターにお気軽にお問い合わせください。
(身体デザイナー 山岸茂則)