正座をすると ふくらはぎ が攣る(つる)
正座でふくらはぎがつるという方は意外と多いように思います。
先日拝見した、軽度の変形性膝関節症をお持ちの方。「正座をするとふくらはぎがつって痛くなるので、すぐ崩さないといけない」とのこと。「洗濯物を正座で畳み始めても2枚くらい畳むとすぐ痛くなってきてしまう」ようでした。
正座するたびに、つってしまったり痛かったりするのはつらいですよね。
ふくらはぎの筋肉を動かしているのは脛骨神経(下図)です。この神経がどこかで押さえられたり引っ張られたりすると筋肉は攣ったり痛みを出したりしやすくなります。
この方はなんと首のところで押さえられていました! 結局、手足・胴体の神経は全て首をとおって頭に行くので、そのようなことがあっても全く不思議ではありません。夜中に足が攣りやすいという方もこのような場合が多いです。
15分ほどかけて神経の押さえを丁寧に解きほどきます。BiNIアプローチはこのようなことも大変得意にしております。
終了して、正座をしてみてもらうと・・・1分ほど正座し続けてもらいました・・・「あれ、今は痛くないし全く攣らない!」
変形性膝関節症・外反母趾・脊柱管狭窄症・脳梗塞でお悩みの方へ
(身体デザイナー 山岸茂則)