【脊柱管狭窄症】
足の裏が常にしびれる、脊柱管狭窄症?

10月5日 6回目の施術を終えて症状消失して終了となった方のご紹介です。

脊柱管狭窄症の診断を受けておられて、雑誌 壮快 に掲載された当センターの記事がきっかけでお越しになりました。

症状は ①朝起きて顔を洗おうとするとお尻から太ももの裏にかけて痛みがある。②しゃがむと両側の太もも裏とふくらはぎが痛い ③両足裏が常にしびれる  です。

医師が画像をもとに診断したわけですから、脊柱管狭窄症は間違いなくあると思います。

しかしこれらは脊柱管狭窄症によって直接的に引き起こされた痛みではありませんでした。私たちは医師の病名で施術するわけではなく、どのような機能・構造的問題によって症状が引き起こされているのかということによって行う施術を決定します。

しっかりお話を伺い、お身体を拝見して 徐々に問題に迫っていきます。

この方の症状の①は、お首の骨の関係性をじっくり改善することで消失しました。脊柱管の長さは上体を反ることに対して前屈することで5~9cm長くなります。中に納まっている脊髄もこれに対応しなければいけませんが、お首の骨の配列が悪いと脊髄を引っ張って緊張させてしまいます。そうすると顔を洗うような前屈動作に対応して、脊髄が伸びることができなくなってしまい痛みがでることがあります。

②はNWPL社製足底板(インソール)で改善しました。この方、体重がかかると土踏まずが下がりやすい足をされていました。しゃがむことでその傾向は強まります。下図の黄色い線は足底神経といいます。太ももの裏をとおってふくらはぎを通過して内くるぶしから足裏に伸びていきます。土踏まずが下がることでこの足裏に伸びる足底神経が赤矢印のように足裏に引っ張られて、それがふくらはぎや太もも裏へとつながる神経を引っ張り痛みを出していたようでした。お試し用の足底板により、土踏まずがさがるのを防いだことで痛みがなくなったため作成させていただきました。

身体デザイナー

最後に③の症状ですが、下図のように足裏伸びている神経(黄色い線)と動脈(赤い線)と関係しておりました。教員で立ってることが多いこの方。土踏まずが下がりやすい足をしていたので、長年足裏の筋肉を酷使してきたようで大変硬くなっていました。これが足裏の神経や血管をおさえて、常時足裏の痺れを引き起こしていたようです。この改善に半分の3回の施術を費やしました。いや~ほんとに硬かったです。

こうなる前にNWPL足底板をご利用いただいていたら、足裏の筋肉がこんなに硬くなって神経や血管をおさえることはなかったと思います。

 

身体デザイナー

脊柱管狭窄症の診断を受けているからと言って、あなたの症状が必ずそれによって引き起こされているとは限りません。

BiNIリハビリセンターは、全身を確認して、症状を引き起こしている問題にフォーカスしていきます。

あきらめずに、ご相談にお越しください。

かなり高い確率でお手伝いできるはずです。

 

脊柱管狭窄症・外反母趾・脳梗塞などでお悩みの方へ

(身体デザイナー 山岸茂則)