坐骨神経痛って良くなりますか?

こんにちは。

BiNIリハビリセンター横浜(フットケアーラボ)の根津です。

 

前回までは、 「なんで関節に負担がくるんですか?①~⑥」

としてお伝えしてきました。

⇓  併せてお読みください ⇓

http://www.bini.jp/manasys/archives/681

 

今回は、 「坐骨神経痛って良くなりますか?」

についてお伝えしていきたいと思います。

 

坐骨神経痛での痛みやしびれの悩みを持った方、

結構多い印象です。

 

坐骨神経痛は、

・背骨から坐骨神経が出ている穴(神経根)などが狭まって神経の通りが悪くなっている

・お尻の筋肉(梨状筋)が硬くなって、下を通る坐骨神経の通りが悪くなっている

と言われていますが、

実際に拝見しますと、

・背骨から坐骨神経が出ている穴(神経根)などが狭まって神経の通りが悪くなっている

・坐骨神経の走行上の組織が硬くなっていて、神経の通りが悪くなっている

・坐骨神経以外の神経が背骨の中、神経根、走行上の組織が硬くなっていて、神経の通りが悪くなっている

以上の方が多いです。

 

神経は背骨から出てくるのでイメージが付きやすいと思いますが、

神経の走行上の組織が硬くなって・・・???

 

イメージが付きにくいですよね。

神経は、筋肉(筋膜)の間や靭帯の間を通ります。

その周囲が硬くなることで、神経の通りを狭めて邪魔したり、

瘢痕(はんこん)と言って、組織と神経がくっついてしまうことがあるんです。

神経は、電気を通す導線です。

伝導効率が悪くなってしまったり、神経が引っ張られたりすることで痛みやしびれが起こります。

 

では、坐骨神経以外の神経が原因となる・・・

はどういうことでしょうか?

 

先ほども、神経は電気を通す導線とお伝えしました。

その導線は、脳から枝分かれしながら手足の先まで伸びています。

例えば、肩のへんで神経がくっついてしまったら、背骨の中を介して

全身へ通う神経のテンションが変わります。

それが、坐骨神経痛の症状を引き起こす原因の1つとなることがある訳です。

 

これらを評価し、施術していくことはとても大事となります。

症状もなくなる方が多いです。

 

本日は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

FOOTCARE LAB/BiNIリハビリセンター

根津 憲継

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footcarelab@superfeet-jp.com