そもそもなんで痛くなる?
こんにちは!
バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。
今、今月行う腰痛の健康教室の資料を作成しているのですが、
今日はその内容を少しご紹介したいと思います。
まずは「そもそもなんで痛みが出てくるのか?」というお話をしようと思っているのですが、
簡単に図にしてみるとこれになります。
①痛み刺激というものが、身体に入ってくると、②その刺激を身体にある受容器が受け取り、③その刺激(情報)を電気に変換し、④神経を伝って、⑤脳へ行き、情報を認識すると痛みを感じる。
といった流れになります。
ですので、②で過敏になっていたり、④で神経が問題があったりすると痛みが強く感じてしまったり、逆に情報が伝わってきても⑤で、痛みと認識しなければ痛くないわけです。
不思議ですね。
もう少し詳しくいうと、
痛み刺激が加わると
それがそのまま痛みにつながる場合と
発痛物質というものを出して、それが痛みにつながってしまう場合があります。
刺激がそのまま痛みにつながる場合は、いわゆる急性痛といわれるもので、ぶつけたりした瞬間に痛みが出てきて、ズキッと痛いなど明確な痛みであるという特徴があります。
発痛物質による痛みは、慢性痛に多く、ぶつけたりした結果、組織が損傷し、血管などに物質が出てきて、それが貯留してしまい、痛みにつながるといったもので、じわ〜と広がるような痛みが多く、不明確な痛みといった特徴があります。
これらを判別するには、
きっかけがどうなのか、
痛みの変化するパターンはあるのか、
時間が経って痛みは落ち着いてきているか
など問診の段階である程度判別できたりもします。
今日はここまで。
また詳しく説明しますね!