手術後に筋膜が硬くなる?
こんにちは。
満足先生こと、BiNIリハビリセンター横浜(フットケアーラボ)の根津です。
本日は、 「手術後に筋膜が硬くなる?」
についてお伝えします。
当センターにお越しいただいている方の中には、
交通事故や内科的な問題で手術がある方がいらっしゃります。
経過をお聞きましますと、10年前や20年前に手術してから身体にいろいろな症状が出始めた
という方が結構おります。
そのような方は、手術した部分の膜組織(筋膜など)がすごく硬くなっているんです。
皮膚の下は、脂肪層、筋膜、筋肉繊維、血管、靭帯、腱、骨膜と層構造をなしています。
手術して切った組織は、キズが治る過程で一緒にくっついてしまうんです。
そして、筋膜は炎症を広げないために、キズの周りに集まってきます。
筋膜が引かれていってしまうんです。
そして、元に戻りにくくなります。
どうすればよいのでしょうか?
病院でリハビリをしていたときは、手術後に安静にしていたか、なるべく動いていたか
で手術したの周りの硬さが違っていました。
動く(運動する)ことで、組織の層ごとの動きが出やすくなりますので、ほぐれていったのかもしれません。
1つは動く(組織同士が滑るようにしていく)ことです。
2つ目は施術を通して、硬くなった組織をほどいていくことです。
手術を受けても、医師から「手術したところが硬くなりますよ」なんて言われませんよね?
手術後のケアの参考にしてください。
本日は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
”足が満たされると幸せになる”
満足先生 根津 憲継(ねづ のりつぐ)
FOOTCARE LAB/BiNIリハビリセンター
045-227-5338
footcarelab@superfeet-jp.com