外反母趾の痛みへの対策-靴編-

こんにちは。

満足先生こと、バイニーリハビリセンター横浜の根津憲継(ねのりつぐ)です。

理学療法士

満足先生こと、根津憲継

『外反母趾で痛みが・・・』についてお伝えしています。

 

外反母趾でお困りの方、よくいらっしゃります。

多くの方は、外反母趾で足の骨が飛び出た部分が痛むとおっしゃります。

しかしながら、外反母趾の程度と痛みは必ずしもイコールではありません。

軽度の外反母趾の方でも痛い方もおりますし、変形が進行しても痛くない方もおります。

なぜでしょうか?

 

今回は、

①外反母趾になんでなるのか?

②外反母趾の痛みへの対策-ケア編-

③外反母趾の痛みへの対策-足底板編-

④外反母趾への痛みへの対策-靴編-

について、続編にてお伝えしたいと思います。

 

④外反母趾の痛みへの対策-靴編-

まず、外反母趾の方の靴についての認識についてです。

・当たると痛みがでるので、大き目の靴を履く
・足にとって優しそうな、柔らかい靴を履く
・同じく負担のかからないように、靴のヒモは締めず緩く履く

多くの方がそのような靴に対しての認識をもたれています。

それは、本当に良いことなのでしょうか?

 

結論から言いますと、ダメです。

一時的に痛みの緩和はできるかもしれませんが、長期的に外反母趾が進行していってしまいます。

靴には「足を保護し骨格が崩れないようにしてくれる」機能があります。

では、外反母趾の方はどのように靴について考えればいいのでしょうか?

⒈痛みの強い方は、革製で外羽根(そとばね)の靴を履く
2.踵(ヒールカウンター)、靴の捻じれがなくしっかりした靴を履く
3.自分の足のサイズを基準に靴サイズを決定する

上記を基準に考えていただきたいと思います。

⒈痛みの強い方は、革製で外羽根(そとばね)の靴を履く

外反母趾の痛みで多く聞かれることは、「靴の内側に痛いところが当たる」です。

なので、大き目の靴を履くわけですが、大き目の靴は足先が広がってしまう「開帳足」を助長してしまう恐れがあります。(詳しくは①外反母趾になんでなるのか?をご参照下さい。)

そこで、お勧めなのがまず革製の靴です。

ご存知の方も多いとは思いますが、革製の靴は伸びます。使っているうちにより馴染んできますので、痛みの部位へのストレスが少なくなります。

そして、外羽根(そとばね)式の靴です。

靴には内羽根(うちばね)式と外羽根(そとばね)式があります。

そもそも羽根とは、靴ひもを通す皮部分のことを言います。

外羽根式の靴は羽根が外側に開く作りになっています。

羽根が広がるので着脱が比較的しやすく、フィット感の調節も容易にできるます。

活動的な場面が多い方に向いています。

外反母趾の方は、締め加減を調整できるということです。

一方、内羽根式の靴は、羽根が甲より前のアッパーと言われる部分に潜り込んでいます。

着脱はしにくくなりますが見た目がフォーマルですので、冠婚葬祭などに向いています。

 

2.踵(ヒールカウンター)、靴の捻じれがなくしっかりした靴を履く

足のコンディションを整え、骨格が崩れないようにすることは外反母趾の進行を止めるために重要なことです。

以前、コラムにも掲載しましたが下図をご覧ください。

特に、①②のポイントはおさえて下さい。

足のゆび(関節の甲側)が歩く際に動くと痛い方は、➂を考慮しすぎなくても良いです。

痛みがひどい際には、つま先が硬くて(曲がらなくて)靴底が反っているような靴を履くと比較的楽です。しかし、根本的な解決には至りません。改善するためには足底板や施術が必要になります。

 

3.自分の足のサイズを基準に靴サイズを決定する

靴のサイズ選びは、自分の足の長さで決定します。

靴には、足サイズ+αの捨て寸というものがありますので履けるはずです。

しかし、外反母趾の方は足の横幅が広いのできつい際は、サイズアップして下さい。

足の長さより大きな靴は、足と靴との間にすき間を作ってしまいますので、靴の「足を整える機能」が落ちてしまいます。

また、足のむくみによってもフィット感は変わります。靴屋さんには午後に買いに行って下さい。

 

以上、『外反母趾の痛みへの対策-靴編-』でした!

 

バイニーリハビリセンターでは、
コラムではお伝えしきれないような細かな相談・アドバイスも行っています。

足についてのお悩み相談は、お気軽にお問い合わせください!

 

フットケアーラボ/バイニーリハビリセンター横浜
TEL: 045-227-5338
MAIL: footcarelab-bini@gmail.com

横浜以外の施設

メッセージ

「足のお悩みから全身のお悩みまでトータルケアを致します」

横浜みなとみらいからほど近く、神奈川県警のはす向かいにあります。

観光地の少し外れにありますので、観光のついでにご来店させる方もいらっしゃいます。

施設の窓からは赤レンガ倉庫がみえます。

施術は完全予約制ですので、90分安心して施術を受けていただけます。

当施設の理学療法士は、
病院でのリハビリや訪問リハビリに長年携わってきております。

どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

また、
当施設はインソール直営店でもあります。

アメリカ足病医が考案したインソールは、
足・膝・股関節・腰・肩などにお悩みがある方、スポーツをされている方に絶大な効果を発揮します。

プロやアマチュアのアスリートの方々にもご愛顧いただいております。

使われる用途に応じて様々なインソールをご案内いたします。

もちろんお試しもできますので、お気軽にお試しください。

満足先生こと、根津憲継(ねづのりつぐ)のコラムは、
こちらからご覧いただけます。

サービス
料金 施術料(90分程度):
10,000円(初見料:5,000円)
営業日 月曜日〜日曜日(祝日は休み)
営業時間 10:00〜21:00(最終受付:19:00)

 

施設情報
施設名 バイニーリハビリセンター横浜(フットケアラボ)
住所 〒231-0002
神奈川県横浜市中区海岸通3-10 中山ビル5F
電話番号 045-227-5338
E-mail footcarelab@superfeet-jp.com

 

痛みや麻痺にお悩みなら、
バイニーリハビリセンターにご相談ください。